ロングライド派のサイクリストにとって年末の楽しみといえば、クリスマスから大みそかの8日間で500kmを走破するfestive500である。
2020年の走り納めはどこにするか・・・
暖かそうなのは・・・西九州かな。
今回のfestive500で走った全体はこんな感じ。
小倉~佐賀~長崎~雲仙~天草~水俣
その中で天草ライドが最高だった。
天草入りの朝、長崎を出発した私は島原半島の先端を目指した。
口ノ津港から天草下島の鬼池港へ向かう島鉄フェリー乗る。
天草へのアプローチで既にすばらしい・・・
九州にもこんな景色があるなんて想像していなかった。
美しいロックシェッドが続く、日本海の親不知や北海道の雄冬岬付近みたいな道を快走する。
これが気持ちいいのさ。
口ノ津港からは30分ほどで天草下島に到着する。
港を離れると間もなく雲仙普賢岳が見えてくる。
裾野が広いなぁ。
天草に着くころには夕焼け時になっていた。
ようこそ!と言われているような、天草は最高なもてなしで私を迎えてくれた。
まもなく日が暮れて、静かな海岸線を穏やかに流す。
天草上島~大矢野島と渡って上天草市のホテルAZにピットイン。
九州資本のビジネスホテルチェーン・ホテルAZは、駅前が多い他のホテルと違って郊外に多い。
サイクリストにはちょうどいい立地にあることが多い。
さらに通年シングル朝食付き4,000円台できれいな部屋に宿泊することができる。
私は今回のツーリング中2泊した。
オススメ高コスパホテルなので、九州を走るときにはぜひ泊まってみてほしい。
Good☆night
目覚めたのは8時半ごろ。
バイキング朝食をチャージして出発!
きのう来た道を少し引き返して天草上島に戻る。
昨日は真っ暗だったから静かな海しか見えなかったけど、こんなに青くて美しい海だったのか!
大矢野島~天草上島の間は3つの島と4つの橋を越える。
まるでミニしまなみ海道のようだ。
↑ここ海なんだぜ・・・
ふつくしい・・・
天草にも鬼の洗濯板ってあったんだ。
島内のいたるところには釣り糸を垂れていい年末を過ごす人々が見られた。
ゆっくりとした時間が流れる。
こんな景色を楽しみながらゆるポタをしていると・・・
m9(^Д^)「そのスピードでよかっかな ここは40km/h巡行ばなぁ」
ぼく(^q^)
あぁん?最近だらしねぇな?
天草のサイリスト歪みねぇな。
天草市街地がある天草下島へと渡ったところに、陸に埋まった漁船らしき船を発見。
近くまで行ってみると、
「屋形船座敷 とらや」
どうやらここは海鮮料理屋のようだ。
時刻はすでに13時を回っていて、おなかがすいてきたからここでお昼にしよう。
昼にして既に 完 全 勝 利
魚の身は歯ごたえがあって新鮮さが感じられた。
そこらの盆栽は顔負けだ。
小さな港町を何度も過ぎてゆく。
道路に門松なんておしゃれやないの。
今日は12月29日、新年の準備はばっちりだ。
天草下島の東海岸。
ここは国道から外れているから車がほぼ通らない。
止まるともう、穏やかな波の音しか聞こえない。
人間は自分しかいない。
天草下島の南端、牛深港から三和フェリーで鹿児島県の長島まで渡る。
マリオカートのレインボーロードかな?
小さな牛深の街にド派手な橋が架かる。
シュールな光景だ。
天草下島と下須島を結ぶ牛深ハイヤ大橋というらしい。
Good☆bye天草
忘れられない思い出をありがとう。
ハイヤ大橋は対岸の長島からも確認することができた。
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