【レビュー】Prime RP-50 カーボンクリンチャーホイール【インプレ】

2020/06/30

レビュー



フォロワーさんから
Primeホイールってどんな感じですか?
という質問があったので回答まとめと追加インプレ。


コスパ派のサイクリスト間で話題に上がる手ごろなカーボンホイールPrime。
RP-50 カーボンクリンチャーを手に入れて2000km程走っての感想。

WiggleとCRCで販売している。

まず公式のスペックから。

はじめにWiggle


  • 重量: 1546g
  • チューブレスレディ
  • Prime クイックリリーススキュワー
  • リムの深さ: 50mm
  • リムの幅: 内側 16.5mm, 外側 25mm
  • リムの素材: T700 UD カーボンファイバー
  • フリーハブ: Anti Bite Guard, Shimano/SRAM 9/10/11スピード
  • ハブ: CNC 加工済み 7075 アロイハブセット RO10
  • スポークの数と組み方: 20 & ラジアル (フロント), 24 & 2 クロス (リア)

商品詳細

  • 重量 (g): 1546
  • リムの深さ: ミディアム
  • ロード: はい
                                        


こちらはCRC

特長:

  • Prime カーボンプロブレーキパッド
  • Prime クイックリリーススキュワー
  • チューブレスバルブ x 2個 (取り付け済み)
  • チューブレステープ (取り付け済み)
  • スペアスポーク 3本付き: フロント x 1本、リア x 2本 (ドライブサイドとノンドライブサイド)
  • ニップル x 3個
  • ホイールセット合計重量: 1490g

リムの仕様:

  • 素材: T700 UD カーボンファイバーリムセクション
  • 高耐熱樹脂 3K カーボンファイバーブレーキ面は粗い質感なので、全天候でのパフォーマンスを向上
  • リム: Prime U プロファイルを採用することで、空力性能が高まり、横風のコンディションでも予測をつけながらのハンドリングが可能
  • スポーク数: 穴 24個/20個 (フロント)
  • リム: 25mm (内側の幅: 16.5mm)
  • SBT テクノロジー: ブレーキトラックを互い違いに設置することで、タイヤビードからブレーキ面を離すことができ、熱発散性を向上

ハブの仕様:

リア:

  • 素材: 超軽量に鍛造加工済みで、CNC 機械加工も施した 7075 アロイハブボディ
  • スポークタイプ: ストレートプル
  • ベアリング: 日本製で上質のシールドカートリッジベアリング x 4
  • アクスル: 130mm x クイックリリース
  • ラチェット: 4
  • 噛み合せ箇所: 26個
  • フリーハブ: ABG (Anti Bite Guard) 付きの軽量アロイ、Shimano/SRAM 9/10/11スピード
  • フリーハブボディの対応性: 別売りの Campagnolo フリーハブボディも使用可能
  • 穴の数: 24
  • 重量: 219g

フロント:

  • 素材: 鍛造加工、CNC 機械加工も施した 7075 アロイハブボディ
  • スポーク: J ベンド
  • ベアリング: 日本製で上質のシールドカートリッジベアリング x 2
  • 3 in 1 アクスル: 100mm x 9mm
  • 穴の数: 20
  • 重量: 77g


重量は1490g~1546gの個体差ととらえて良いのだろうか。

ハブは ABG (Anti Bite Guard)付きということでNovatec製かな。



以下はフォロワーさんからの質問への回答


私が使っているのは50mmハイトのクリンチャーモデルです。
漕ぎ出しと10%オーバーの登りでは少しモタ付きますが、
30kmからのノビと巡行は楽しいですよ。 環境はGP4000タイヤとDTの RWSクイックです。
また、付属のブレーキシューはカンチブレーキ並みに止まりませんが、
まだ純正ブレーキシューを使っています😇
そろそろライフラインにでも交換しようかなと考えています。
このホイールを導入してから2000km程度走りましたが、
あまり効かない純正ブレーキシューではほぼノーダメージです。
酷道や雨天、ダート走行も含まれます😜
Primeが初めてのカーボンホイールなので、他との比較はできません。

Prime以外はDT SWISS R20 DICUTとNOVATEC JETFLYを履いています。

 

走行感はどのレビューも大きくは変わらないだろう。
しかも私はPrimeがはじめての キャンディ カーボンホイールなので、
他と比較ができない。

こういうコスパ系ホイールで気になるのは耐久性と安全性、ブレーキ性能だ。
実際私もこれらは気になった。
(キャンディは特別な存在なのだと感じました)


ブレーキは純正シューがとにかく全然止まらない。
スピード調整はしやすいが、止まろうとするとオーバーランしそうになる。
イメージとしてはウェットコンデシションのカンチブレーキ並みだ。

ウェットコンディションでは最悪で下りでは恐怖を感じるほどだ。
イメージとしては前後キャリアキャンプ装備での、
ウェットコンディションのカンチブレーキ並み。

私は前後キャリアキャンプ装備のカンチブレーキ車の経験があるのであまり抵抗を感じないが、
これから使用を考えている方にはブレーキシューのチューニングを強くお勧めする。


耐久性と安全性は今のところ問題はない。
雨天走行や酷道・険道・腐道・ダート走行・段差ジャンプ(誤った使用法?!)を含んだ
2000km程走り散らかしたが、今のところフレや故障は起っていない。


また、カーボンホイールは輪行に気を遣うのでは?
という声を耳にするが、Primeホイール導入後、海外飛行機輪行1回と鉄道輪行10回ほど
では全く問題はなかった。


Deq1PEEUEAAG1MN.jpg

CYANYON ULTIMATE CF SLに履かせるとこんな感じ。

ホワイトデカールとブラックデカールの2種類。
人気&最近のトレンドであるブラックデカールではなく
ホワイトデカールを選択。
地味なフレームでの存在感は抜群だ。
派手ホイールは走り始めると速そうに見えるから好き。









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